ゆる(yuru)気功のブログ

ゆる気功の説明を手探りながらしています(^-^;
言葉にすると難しい。

準備運動としてのゆる体操

ゆる気功、特に站椿功を始める前に、ゆる体操をすると身体の凝りや癖がなくなり気が通りやすくなります。


站椿功は長ければ1時間半位立っているものもありますので、ここで身体の変な癖は取っておいた方がいいのです。


身体がリラックスしていないのに站椿功をすると、長い時間は立ってられません。立てたとしてもそれは根性ですね(^-^;


站椿功はリラックスした状態で立つから気も出て、長くできるのです。


所謂、緊張した拘束された身体では気は出づらいですし、自分が疲れるだけです。


ゆる体操でよーく身体をゆるめると、気は出やすく長く立っていられます。

ゆる気功とゆる体操

ゆる気功とゆる体操の関係性は、どっちが上というものではありません。


どちらも一つ一つで完成されてると思うのです。もっとも、常に改善の余地があれば、よりよいものへと高みを目指すのは当然ですが、、、


ゆる体操は2015年9月21日に指導員の資格がなくても、誰でも指導してよいことになりました。

当初、ゆる気功を始める際にはゆる体操を取り入れるつもりはありませんでした。

ですがこれだけの良い体操を、せっかく全面オープンされたなら、より多くの人達に知ってもらった方が良いと思い取り入れさせて頂きました。


ゆる体操の良いところは沢山ありますが、一つは徹底的に科学的に解明され、データ化されているところにあります。

気功はどうしても何か神秘的なイメージを持たれがちです。

ゆる体操は気功をうまく体操の中に取り入れていて、その効果がどのように脳に、身体運動に、病気予防に現れるか細かく検証されているので、

神秘的な気功のイメージを現実的なものとして捉えることができるようにするのに最適だと思い取り入れさせて頂いています。


もちろん気功の方も、科学的に検証されてはいるのですが、どうしても、高岡さんのところに比べると寂しいのです。


高岡さんは日本人で身近ですし、著書も70冊以上書かれているので、これは仕方ないですね(^-^;

ゆる気功とスポーツ、武道

私はゆる気功をしていて武道でガンガン試合に出ていた時、何度か不思議な経験をした時があります。


それはいつの間にか相手が倒れているということです。

興奮しすぎて錯乱して覚えていないということではないですよ(笑)

むしろそういう時は決まって冷静です。

倒した後、もしくはポイントを取った後の残像は残っています。


「あ、今左フックが当たって相手が倒れたんだな」

と、少し間をおいてわかります。


そして後ほど相手に試合の内容を聞くと、これもまた決まってパンチが見えなかった、もしくは反応できなかった。と答えが返ってきます。


これはゆる体操の高岡さんが言われていたことですが、

脳神経や脊髄神経を超えて独立して判断し動くものがある、、、それは細胞。

これはあくまで高岡さんの仮説です。


しかし、実際に一流のスポーツ選手や武道家はその脳神経を超える動きをするのです。

これを断言出来るのは科学的に見て実証されているからです。


あ、興味はないと思いますが、私は一流ではありません(^-^;

ただゆる気功をやってて、こういうことなのかな?というのは感じています。

ゆる気功をやる前はこういう、集中しつつも、冷静で、ガッツのある感覚は私にはなかったからです。


あの、ブルースリーの言われる

「考えるんじゃない、感じろ!」


はこういうことなのかもしれませんね。