気、とは簡単に言えば生命エネルギーです。
この生命エネルギーが減るから、体が弱ったり、病気になると気功では考えます。
じゃあ何故その生命エネルギーが減るのか?
ひとつは外部の原因です。
例えば環境、いかに立派な大樹でも、土もボロボロで車の排気ガスや酸性雨、害虫にも食われてしまって、病気にかかりやすくなったとしたら枯れるのも時間の問題です。
これは外部の原因により強いストレスを大樹が受けてしまった為、生命エネルギーが減ったと考えられます。
もうひとつは内部の原因です。
例えば心の問題です。会社が倒産したとか、家庭内暴力、家族の誰かが病気、、、
考えだしたらキリがないですが、とにかく、それら諸問題にあたったら、人は強いストレスを受けます。
すると、人によっては怒りっぽくなったり、悲しんだり、憂いたり、、、
さらに、金銭やモノへの強い執着心、これらも強いストレスとなって、生命エネルギーを減らしてしまいます。
気功でもなんでも、精神的安定というものはとても大切です。
平常心、これを得るために気功をするといっても過言ではないかもしれません。