ゆる(yuru)気功のブログ

ゆる気功の説明を手探りながらしています(^-^;
言葉にすると難しい。

強いストレスと生命エネルギー

気、とは簡単に言えば生命エネルギーです。


この生命エネルギーが減るから、体が弱ったり、病気になると気功では考えます。


じゃあ何故その生命エネルギーが減るのか?


ひとつは外部の原因です。


例えば環境、いかに立派な大樹でも、土もボロボロで車の排気ガスや酸性雨、害虫にも食われてしまって、病気にかかりやすくなったとしたら枯れるのも時間の問題です。


これは外部の原因により強いストレスを大樹が受けてしまった為、生命エネルギーが減ったと考えられます。


もうひとつは内部の原因です。


例えば心の問題です。会社が倒産したとか、家庭内暴力、家族の誰かが病気、、、

考えだしたらキリがないですが、とにかく、それら諸問題にあたったら、人は強いストレスを受けます。


すると、人によっては怒りっぽくなったり、悲しんだり、憂いたり、、、


さらに、金銭やモノへの強い執着心、これらも強いストレスとなって、生命エネルギーを減らしてしまいます。


気功でもなんでも、精神的安定というものはとても大切です。

平常心、これを得るために気功をするといっても過言ではないかもしれません。

感情と内臓の関係。

古代中国に「陰陽五行説」というものがあります。

この理論によって構成された、古代医療に「五行色体表」なるものがあります。


そこには感情と内臓の関係について以下のように記してあります。


・肝臓、胆のうの弱い人は怒りの感情を抑えること。


・心臓、小腸の弱い人は喜び過ぎや驚き過ぎの感情を抑えること。


・脾臓、胃の弱い人はあれこれ思い患うことを抑えること。


・肺、大腸の弱い人は憂鬱や悲しみに浸ることを抑えること。


・腎臓、膀胱の弱い人は恐れの感情を抑えること。


どうでしょうか?


これは私の実感としても当てはまりました(^-^;


自分の体の不調を通して、自分の内面を見つめ直す参考にしてみてはいががでしょうか?


しかし、この感情に対して抑えるといっても人間どう対処していけば良いのでしょうか?

猫背と内臓

胃、心臓、肺、呼吸器が弱い人達は猫背になりやすいです。


何故かといえばそれら内臓が不調で萎縮してしまうと筋肉が引っ張られて、骨格が歪んでくるからです。


そして、その歪んだ姿勢(猫背など)がタチのわるいことに本人にとっては一番楽な姿勢なのです。

何故ならその姿勢が弱った臓器が一番機能しやすい姿勢だからです。


ある意味体の防衛本能かもしれませんね(^-^;


ところがこの姿勢が長期間続くと猫背、お年寄りのような前傾姿勢になり、

肩こりや腰痛というような症状が出始めてしまいます。


これはお年寄りにだけ起きてることじゃないですよね?


じゃあ、どうやったら改善できるのか?ストレッチやいろんな運動法でも良いでしょう。


しかし、内臓が原因の姿勢ならばいくら体を曲げたりねじったりしても、、、


難しそうですよね(笑)


根本原因を探ること、大切なことですね。