姿勢と命門
姿勢と命門(めいもん)
ゆる気功では站椿功(たんとうこう)と言われるある特殊な立ち方をします。
この站椿功をしていると血流が3倍になると言われており、各種病気の予防や治癒に有効とされてます。
人体には臍の真裏の背中側にある命門というツボがあります。
この命門が凹んでいる状態、、、反り腰の人は、この站椿功をしたりすると、足腰が弱いので立ってられなくなり、すぐに座りたくなります(^^;)
この站椿功(立禅りつぜんとも言う)で一時間位楽に立てなければ、心身のバランスがあまり良くないと
言われます。
そのバランスの悪さの原因の一つとして反り腰、命門がへこんでいる状態があるのです。
立ち姿勢というのは重要です、その延長に歩行運動があるのですから。
ちなみに命門と言われるツボが反り腰などで閉じてしまうと、女性の場合は冷え性、生理痛、生理不順の原因にもなります。
さらに耳鳴り、頭痛、腰痛と良いことなしです(/_;)
そしてまだ続きますが、反り腰のために下腹が前に出ていますので、鼠蹊部(両足太ももつけ根の前部)の血流も悪くなり、下半身の血流も悪くなります。
結果として足腰も衰え、太ももの筋肉が弱りひざに負担がかかるとひざ痛もおこりやすくなります。
鼠蹊部には皆さんもよく聞かれるリンパ節がありますので、むくみ、疲労回復の遅れ、免疫機能の低下も考えられます、、、
このように姿勢と命門の話を書いてもこんなに問題点が出てきます。さらにここに猫背が加わると、、、
今回はこの辺で終わりにしようと思います。
ゆる気功では現在この辺の問題点を改善しようと心がけています。身体は組織なので、対症療法だけでは間に合わないのですね(;゜O゜)
身体にはキチンと繋がりがあります。一緒に考えていけるといいですね。